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生まれ
 1948年(昭和23年)
 ベビーブームの真っただ中
生活エリア  
 大阪 奈良 京都
趣味等
 本を読む事、
 音楽を聴く事
 (クラシック,ジャズ,中島みゆき)、
 山歩き、テニス、バイク、等






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  011 2019/10/10

 秋の夜長は音楽  “カルミーニョ”


 たまたまラジオのFM放送から流れて来た歌声、カルミーニョと言うポルトガルのファドの歌手。歌声に魅かれ、netで調べたがポルトガルのファドの歌手しか分からない。ファドはポルトガルの民族音楽、日本の民謡、演歌のようなもので、酒場でよく歌われているらしい。

 ファドとは運命、宿命と言う意味とか。いろいろなサイトで見てもポルトガル語なので分からない。珍しく英語のコメントがあった、“カルミーニョはファドの歌手になる運命だった、と言うのも母はファドの歌手テレサ・シケイラ、両親はリスボンでファドラブを経営し音楽一家”。カルミーニョの正式名はマリア・ド・カルモ・カルヴァリョ・レベロ・デ・アンドラーデ、あ〜、覚えきれない!

 いろいろ検索して、ようやくYoutubeに出ているのを見つけることが出来た。CDは何枚か出されているようだ。Amazonで検索して、何とか2枚ほど見つけGet。

 一枚目は全曲ファドらしい、初めて聞く曲ばかりで新鮮だ。哀愁を帯びた曲ばかりかと思ったら、陽気なのもある。日本の演歌のようなこぶしも。伴奏はポルトガルギターとヴィオラ(スチール弦)。ひと昔の演歌、歌謡曲のようだ、歌詞はポルトガル語なので意味不明。それが良い、聴きながら、まだ行ったことが無いポルトガルを想像。

 二枚目は、トム・ジョビンことアントニオ・カルロス・ジョビンとのボサノバをベースにした曲。CANTAと書かれているから“歌”、“共に歌う”と言う意味か?!
ボサノバのリズムに合わせてカルミーニョの華麗な歌声…
 確か、1曲目は聞いたことがある、曲名は“a felicdade”と書かれている。調べてみると1958年の映画“黒いオルフェ”のテーマ曲だ、懐かしい…映画より曲が流行ったと記憶。
考えてみると、ファドとボサノバは対極にあるように思うけど、このアルバムは全体に聴き易い、しばらく楽しめそうだ。


 もう一人 ”わたなべちひろ”
 NHKのラジオすっぴん、金曜日の高橋源一郎を聴いていたら、この子がインタビューされていた。
 わたなべちひろ、全く知らない。よく聞いてみると中学3年生、全盲でプロのミュージシャン目指していると…
 600gの未熟児で生まれ、全盲。4歳ぐらいからピアノを習い。9歳でヘレンケラー音楽コンクール低学年の部で優勝、2017年10月NYアポロシアター、アマチュアナイト2位、注目を浴びる(拍手の多さで優劣を決めるとか?)その後、ゴスペルグループと路上セッション、以降プロのミュージシャン目指して勉強中。

 ピアノ弾くだけでも凄いと思うのに、それに合わして歌まで歌う。作曲もするようだ…
まだ、CD等は発売されてないが、YouTubeでキーボードを弾き歌っている姿が見られる。本人は自分の声が嫌いで、人前で歌うことが無かったがNYでセッションを経験してから、本格的にトレーニング中。Youtubeではジョンレノンのイマジン歌っていた。
 目が見えない分、音感が優れているのか、人とのセッションが好きだと言う。音でコミュニケーションしているのだろう!?
 歌はこれからだと思うが、ボイストレナーに付いて練習しているそうだ、練習も目が見えない為、いろいろ工夫が必要だろう。
 ぜひ、育って欲しい!!

 以下、"You Tube"へのリンクです。

  Carminho - Meu Amor Marinheiro
  Carminho - "Meditacao" - Carminho Canta Tom Jobim
  Orfeu Negro (1959) ORIGINAL TRAILER
  Movie Theme - Black Orpheus (Orfeu Negro) by Antonio Carlos Jobim and Luiz Bonfa
  「Imagine/John Lennon」_12yo girl sings