【時の旅人】 の profil

 みなさん今日は、私は「ゆきやん」と申します。
 大和高原の小さな村に住み、高原の田畑と森を手入れする日々を送っています。
 森の木を最適な状況に管理し、間伐した枝を持ち帰り、薪(まき)と柴(しば)で風呂を焚きます。最近、「柴(しば)」と言っても若い人たちに伝わらなくなりました。ゴルフ場の芝ではなく、燃料にする「たき木」のことです。
 江戸時代の農民出身学者・新井白石のように柴を折り、燃料として利用する日々を過ごしています。海外から石炭や石油、天然ガスを輸入したり、原子力に頼らねば日々の生活が成り立たない現代社会にあって、江戸時代やはるか昔の縄文時代のような自然に近い生活を送っています。








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  014 2021/09/24

 里山の再生 その後


      

 前回、お掃除を開始した地点は写真奥100メートルの所です。土砂 ・コンクリートの塊がありどうしても手をつけられない場所を除いてご覧のように直径1p程度の竹をノコギリで一本ずつ 切ってきました。気の遠くなるような作業です。まだ40メートル程の距離が残っています。
6〜8月は雨の日が多くなかなか作業が出来ませんでした。9月23日、久々の晴天。この日は2〜3メートル進みました。




 これは竹の密集している様子です。上の写真のように竹の上に葛のツルと葉っぱが大量に絡まっているので草刈り機は使用出来ません。
 前ページの写真の谷底がかつての田んぼがあった位置です。何メートルも土砂が盛り上げられた様子が分かると思います。




 土砂の中には、左のようなコンクリート片、右の写真のような10メートル程度はあろうかという鉄骨(H鋼)が複数混じっています。かつての田んぼが、今まさにゴミ捨て場。コンクリートは資材として利用。鉄骨は業者へ持参します。


 今年中ではとても草刈を終えることは出来ません。しかし、何処まで結果を出せるか自分自身楽しみです。草の中には大型ブルドーザーのキャタピラーも残されています。アセチレンを使って金属回収業者が車体を解体・回収したのですが、キャタピラーだけはアセチレンで切れなかったのか、ピンの抜き方が分からなかったのか、キャタピラーが大きな鉄の塊として放置されました。・・・・・ピンを抜いて解体出来るかな・・・・・・・・???