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 みなさん今日は、私は「ゆきやん」と申します。
 大和高原の小さな村に住み、高原の田畑と森を手入れする日々を送っています。
 森の木を最適な状況に管理し、間伐した枝を持ち帰り、薪(まき)と柴(しば)で風呂を焚きます。最近、「柴(しば)」と言っても若い人たちに伝わらなくなりました。ゴルフ場の芝ではなく、燃料にする「たき木」のことです。
 江戸時代の農民出身学者・新井白石のように柴を折り、燃料として利用する日々を過ごしています。海外から石炭や石油、天然ガスを輸入したり、原子力に頼らねば日々の生活が成り立たない現代社会にあって、江戸時代やはるか昔の縄文時代のような自然に近い生活を送っています。








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  024 2022/06/14


 神野寺に行きました 


 ◎神野寺に行きました 

 梅雨前の爽やかな気候の下、我が家の近くにある神野山(こうのやま)山頂付近、神野寺に行きました。



 とても立派なお寺です。お目当ては菩薩半跏蔵ですが、奈良国立博物館に収められているということで、拝観することは出来ませんでした。



 教科書に載っている奈良県斑鳩町中宮寺の半跏思惟像が有名ですが、それに負けない存在感です。頭の冠も失われていません。上の写真(NHK「仏像拝観」より)
 朝鮮半島の仏像と関連づけて説明されることも多いですが、私は、中国北魏時代・雲崗石仏の中の女性の仏像の特徴そのものでないかと考えます。次の写真で比べてみてください。片足をのせた座り方も北魏王族(北方遊牧民族)の特徴です。



 ↑北魏・皇太子の母をモデルにしたと言われる半跏像。         (雲崗石仏第5窟)