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 みなさん今日は、私は「ゆきやん」と申します。
 大和高原の小さな村に住み、高原の田畑と森を手入れする日々を送っています。
 森の木を最適な状況に管理し、間伐した枝を持ち帰り、薪(まき)と柴(しば)で風呂を焚きます。最近、「柴(しば)」と言っても若い人たちに伝わらなくなりました。ゴルフ場の芝ではなく、燃料にする「たき木」のことです。
 江戸時代の農民出身学者・新井白石のように柴を折り、燃料として利用する日々を過ごしています。海外から石炭や石油、天然ガスを輸入したり、原子力に頼らねば日々の生活が成り立たない現代社会にあって、江戸時代やはるか昔の縄文時代のような自然に近い生活を送っています。








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  033 2023/08/18


 天理市並川市長が柳本飛行場を初見学  
 



1.これまでの経過
 2023年8月8日、天理市並川市長が柳本飛行場を見学し、「天理・柳本飛行場跡の説明板撤去について考える会」の高野共同代表から説明を聞いた。
 1995年、天理市と市教育委員会は「建設のため多くの朝鮮人が動員や強制連行された」とする内容の説明板を跡地に設置した。
 しかし、外部から「朝鮮人強制連行」「従軍慰安婦」などの文字が入っているとの批判があり、これを受けて並川市長は説明板を2014年に撤去。
 上記「説明板撤去について考える会」は、再設置を要求してきたが、市は説明板を設置しようとしませんでした。

2.今年度の動き
 2023年度に入って、天理市議会で「F議員」が「柳本飛行場の歴史」について講演を行いました。議場の議員ら(市長も含む)は、誰一人私語もせずに「天理と戦争」についての内容を聞いていたそうです。F議員は、私の「天理に戦争があった」(本ホームページに掲載)を下敷きに天理の戦争について語ったそうです。興味のある方は過去のページをご覧下さい。
 さらに、韓国ソ・サン市との平和友好関係が、説明板撤去とともにブチ切られていること。このまま、韓国との国際関係を何とかしなければならない状態に来ていることも2番目の理由ではないでしょうか。
 3番目に、「日本維新の会」所属の他府県・市長は、戦争遺跡をあたかもディズニーランド施設であるかのように作り物の零戦を作って展示したり、映画で使われた作り物の機関銃を展示して観光用に使っているのです。
 
 同じ政党所属の並川市長が歴史無視のエンターテイメント戦争遺跡を天理に作ってしまわないか、「説明板撤去について考える会」の高野共同代表は、市長に対して「歴史の重みを大切にしてほしい」旨を訴えました。


 次に掲載した新聞記事は、2023年8月16日 毎日新聞奈良版よりの抜粋です。