有朋自遠方来 素浪人暇仁 (すろうにんひまじん)
profil
生まれ
1948年(昭和23年)
ベビーブームの真っただ中
生活エリア
大阪 奈良 京都
趣味等
本を読む事、
音楽を聴く事
(クラシック,ジャズ,中島みゆき)、
山歩き、テニス、バイク、等
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010 2019/09/13
人間の肉体改造、身体的インプラント(implant)は、入れ歯から始まり心臓のペースメーカー、耳の人工内耳、ピアス、膝や人工関節、筋肉等。パラリンピックでは義足や義手の選手が活躍している。身体改造のインプラントは人間の手足や内蔵を補い、病気を治し、寿命を延ばすことにつながる。さらに近い将来は人工臓器、脳細胞等、人間をアンドロイド化していく方向に向かう。身体改造インプラントが発達し、人の寿命は100歳を超えるのが当たり前になるのかも…SF映画ではないが脳だけが元の人間で身体はインプラントだって造れるのかもしれない。それにより近未来人間は不老になる可能性があるとAI研究者は言う…しかし、それは果たして人間と呼べるのか?
それとは別に、最近マスコミ等で紹介されているのは、マイクロチップを手に埋め込み、キャッシュレスに使用がされている例がある。もう少し想像をたくましくすれば、脳に埋め込まれたマイクロチップにより、権力にコントロールされ、従順な人間と反抗的な人間とを分ける道具にされる可能性もあるだろう。実際1978年ロバート・ネスランド事件の真相はよく分からないが、人間に埋め込まれた装置による諜報目的のインプラントでないかとされている。これが権力になされたとしたら、表には出て来ないだろう…
アニメの世界では、かなり前からガンダム、映画ではターミネーター等は周知の事だが、これらが描いている世界は人間がロボットと合体、あるいはロボットが兵器として機能し,活躍している近未来である。しかし、つい最近ではアメリカがイランで無人偵察機を飛ばし、撃墜されて問題化、戦争をも引き起こす状況が起きている。ロボット兵器やロボット兵器の代理戦争はアニメの世界で先取りされ想像がつくが、それが現実の事になって来た。
ロボット兵器は兵器産業が研究、開発、売込み等、表面化せず密かに行われている。ロボット兵器同士の代理戦争から、ロボット兵器が人間を無差別殺戮行う可能性に向かう方が大きいだろう。アニメが描いている核戦争後、あるいはロボット兵器の世界戦後は廃墟にわずかに残る人間が、かろうじて生き延びる物語が多い。
こんな世界は来て欲しくない。天文学では、何万年後かに宇宙の最終は爆発で、すべてが消滅すると予測しているが、人類は近未来に核戦争を含む大戦争か、グローバル化の末、地球温暖化による気候の激変で滅亡する可能性が大きい。
最近シンギュラリティと言う言葉を聞く、技術的特異点と訳されても意味が分からない。
調べてみると提唱者はレイ・カールツァイスと言う学者で、要は将来AIアンドロイドが人間の知能を超えると言うものらしい!?それも2045年ぐらいにはと…しかし、現在でもコンピューターが単純な計算なら(いや演算と言うべきか)、すでに人間の能力をはるかに超えている。劣っているのは応用力が無い事である。その点を超えるという事なのだろうか?
…と、こんなことを考えていたら、ロボット兵器の法規制の国際ルール化の専門家会議がスイスのジュネーブ開かれたと報道された。そこで示された指針には、ロボット兵器の行為にも国際人道法を適用することや、その使用には人間が責任を持つとされている。しかし、条約などの形で法的拘束力を持つ規制の合意には至っていない。指針には採択直前に米国主導で当初案になかった1項目が盛り込まれた。それは“人間と機械の意思疎通”と言う項目で、人間とAIなどが十分に意思疎通できる技術が確立すれば、国際人道法に沿う、いわゆる合法的なLAWS(自律型致死兵器システム)が実現できるとする内容だ。
しかし、AIはどんな根拠をもとに答えを出すのか、その思考の過程、何を基準に識別・判断したのか、学習データの偏りがAIの判断を誤らせる危険もあり、人間には分からないブラックボックス化が進む。それに関連して米国防省は“説明できる(explainable)AI=XAIの開発に力を入れていると言う。米国防省の思惑は見え見えだ。また、LAWS(自律型致死兵器システム)の開発は米国だけでなく、ロシア、韓国、イスラエルなどが先駆的に行っている。
また、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリは、将来AIとバイオテクノロジーの力で一握りのエリート層が大半の人類を“ユースレスクラス(無用者階級)”として支配するかもしれない。現実にはAIとバイオテクノロジー(遺伝子操作等)、生体認証の融合により独裁政府が国民を常時監視している国(中国?)が出現してきていると警鐘を鳴らしている。
今後、AIが複雑化する金融などのアルゴリズム(計算方法)が支配するシステムは誰も理解できなくなり、そのためにコンピューターからのアルゴリズムのアドバイスに頼らざるを得ないと指摘。これから10年から20年間に人類が直面する課題は、核戦争を含む大規模な戦争、地球温暖化、AIなどの破壊的な技術革新であると述べている。30年後の雇用市場がどうなっているのか、どんなスキルが必要なのかもわからないし、どんな仕事にも就くことができない階層が、世界中に広がる可能性があると言っている。
アンドロイドの話 ― その2 ”身体改造〜”
人間の肉体改造、身体的インプラント(implant)は、入れ歯から始まり心臓のペースメーカー、耳の人工内耳、ピアス、膝や人工関節、筋肉等。パラリンピックでは義足や義手の選手が活躍している。身体改造のインプラントは人間の手足や内蔵を補い、病気を治し、寿命を延ばすことにつながる。さらに近い将来は人工臓器、脳細胞等、人間をアンドロイド化していく方向に向かう。身体改造インプラントが発達し、人の寿命は100歳を超えるのが当たり前になるのかも…SF映画ではないが脳だけが元の人間で身体はインプラントだって造れるのかもしれない。それにより近未来人間は不老になる可能性があるとAI研究者は言う…しかし、それは果たして人間と呼べるのか?
それとは別に、最近マスコミ等で紹介されているのは、マイクロチップを手に埋め込み、キャッシュレスに使用がされている例がある。もう少し想像をたくましくすれば、脳に埋め込まれたマイクロチップにより、権力にコントロールされ、従順な人間と反抗的な人間とを分ける道具にされる可能性もあるだろう。実際1978年ロバート・ネスランド事件の真相はよく分からないが、人間に埋め込まれた装置による諜報目的のインプラントでないかとされている。これが権力になされたとしたら、表には出て来ないだろう…
アニメの世界では、かなり前からガンダム、映画ではターミネーター等は周知の事だが、これらが描いている世界は人間がロボットと合体、あるいはロボットが兵器として機能し,活躍している近未来である。しかし、つい最近ではアメリカがイランで無人偵察機を飛ばし、撃墜されて問題化、戦争をも引き起こす状況が起きている。ロボット兵器やロボット兵器の代理戦争はアニメの世界で先取りされ想像がつくが、それが現実の事になって来た。
ロボット兵器は兵器産業が研究、開発、売込み等、表面化せず密かに行われている。ロボット兵器同士の代理戦争から、ロボット兵器が人間を無差別殺戮行う可能性に向かう方が大きいだろう。アニメが描いている核戦争後、あるいはロボット兵器の世界戦後は廃墟にわずかに残る人間が、かろうじて生き延びる物語が多い。
こんな世界は来て欲しくない。天文学では、何万年後かに宇宙の最終は爆発で、すべてが消滅すると予測しているが、人類は近未来に核戦争を含む大戦争か、グローバル化の末、地球温暖化による気候の激変で滅亡する可能性が大きい。
最近シンギュラリティと言う言葉を聞く、技術的特異点と訳されても意味が分からない。
調べてみると提唱者はレイ・カールツァイスと言う学者で、要は将来AIアンドロイドが人間の知能を超えると言うものらしい!?それも2045年ぐらいにはと…しかし、現在でもコンピューターが単純な計算なら(いや演算と言うべきか)、すでに人間の能力をはるかに超えている。劣っているのは応用力が無い事である。その点を超えるという事なのだろうか?
…と、こんなことを考えていたら、ロボット兵器の法規制の国際ルール化の専門家会議がスイスのジュネーブ開かれたと報道された。そこで示された指針には、ロボット兵器の行為にも国際人道法を適用することや、その使用には人間が責任を持つとされている。しかし、条約などの形で法的拘束力を持つ規制の合意には至っていない。指針には採択直前に米国主導で当初案になかった1項目が盛り込まれた。それは“人間と機械の意思疎通”と言う項目で、人間とAIなどが十分に意思疎通できる技術が確立すれば、国際人道法に沿う、いわゆる合法的なLAWS(自律型致死兵器システム)が実現できるとする内容だ。
しかし、AIはどんな根拠をもとに答えを出すのか、その思考の過程、何を基準に識別・判断したのか、学習データの偏りがAIの判断を誤らせる危険もあり、人間には分からないブラックボックス化が進む。それに関連して米国防省は“説明できる(explainable)AI=XAIの開発に力を入れていると言う。米国防省の思惑は見え見えだ。また、LAWS(自律型致死兵器システム)の開発は米国だけでなく、ロシア、韓国、イスラエルなどが先駆的に行っている。
また、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリは、将来AIとバイオテクノロジーの力で一握りのエリート層が大半の人類を“ユースレスクラス(無用者階級)”として支配するかもしれない。現実にはAIとバイオテクノロジー(遺伝子操作等)、生体認証の融合により独裁政府が国民を常時監視している国(中国?)が出現してきていると警鐘を鳴らしている。
今後、AIが複雑化する金融などのアルゴリズム(計算方法)が支配するシステムは誰も理解できなくなり、そのためにコンピューターからのアルゴリズムのアドバイスに頼らざるを得ないと指摘。これから10年から20年間に人類が直面する課題は、核戦争を含む大規模な戦争、地球温暖化、AIなどの破壊的な技術革新であると述べている。30年後の雇用市場がどうなっているのか、どんなスキルが必要なのかもわからないし、どんな仕事にも就くことができない階層が、世界中に広がる可能性があると言っている。