【時の旅人】 の profil

 みなさん今日は、私は「ゆきやん」と申します。
 大和高原の小さな村に住み、高原の田畑と森を手入れする日々を送っています。
 森の木を最適な状況に管理し、間伐した枝を持ち帰り、薪(まき)と柴(しば)で風呂を焚きます。最近、「柴(しば)」と言っても若い人たちに伝わらなくなりました。ゴルフ場の芝ではなく、燃料にする「たき木」のことです。
 江戸時代の農民出身学者・新井白石のように柴を折り、燃料として利用する日々を過ごしています。海外から石炭や石油、天然ガスを輸入したり、原子力に頼らねば日々の生活が成り立たない現代社会にあって、江戸時代やはるか昔の縄文時代のような自然に近い生活を送っています。








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  009 2021/05/06

 里山の5月


 5月5日、来訪者あり。残念ながら雨。こどもの日でもあるので
 「五月人形と一緒に飾って下さい。」
と、我が家のカキツバタを持って帰ってもらった。



 まだこれだけのカキツバタが残りました。つぼみがあるので、まだまだ咲きそうです。カキツバタの足もとにはミントが。これからどんどん大きくなります。左にあるのはコブシの苗木です。冬にエサのなくなった鹿たちが我が家の裏庭にやって来てコブシの苗木を頭からガブリ。
 『ダメかなあ。』
と思っていたのですが、わき芽が伸びて順調に大きくなっています。


 「や、やられた!!」
 イノシシに我が家の庭、東から南東側にかけて広くあらされてしまった。我が家の庭にある動物のエサとは・・・。
 ユリネ : 観賞用の花として茶碗蒸しの具材として。
 ヤマイモ: 誰が植えたわけでも無く、自然のもの。

 

 右上の写真のように花壇の淵に置いてある木材も牙でボロボロにして、中に入っているイモムシまでもイノシシはエサにしていきました。
 庭から30m向こうの竹藪では鹿が・・・・。竹の子の先の美味しいところを食べている。
 日曜日、朝8時半。近所の畑に鹿が。
山ではドングリのなる広葉樹が伐採され、スギ・ヒノキの人工林になってしまい、エサがないのだ。焦げ茶色の大和高原特有の鹿が、人里まで出てきてしまっている。
 どうすれば、元どおり山で生きていけるのか?