【時の旅人】 の profil

 みなさん今日は、私は「ゆきやん」と申します。
 大和高原の小さな村に住み、高原の田畑と森を手入れする日々を送っています。
 森の木を最適な状況に管理し、間伐した枝を持ち帰り、薪(まき)と柴(しば)で風呂を焚きます。最近、「柴(しば)」と言っても若い人たちに伝わらなくなりました。ゴルフ場の芝ではなく、燃料にする「たき木」のことです。
 江戸時代の農民出身学者・新井白石のように柴を折り、燃料として利用する日々を過ごしています。海外から石炭や石油、天然ガスを輸入したり、原子力に頼らねば日々の生活が成り立たない現代社会にあって、江戸時代やはるか昔の縄文時代のような自然に近い生活を送っています。








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  013 2021/07/02

 里山の再生




  ↑高さ10メートルに及ぶ土砂・コンクリートその他の廃棄物 


 上の写真の溝から左側は、隣家の元田んぼだった所です。1982年頃、土建業者が田んぼを借用して土砂を入れ始めました。鉄筋の入ったコンクリート、廃棄されたブルドーザー、5〜6メートルもの鉄骨、ガラス、バッテリーなどが混入しています。
 溝から右側は、私の裏庭です。数年前から土砂が溝を超えて私の私有地に崩れ落ちて来ました。
 溝の上にかぶさっていた土砂を、手作業で50メートルも離れた道に止めてあるトラックに毎日まいにち運んで、写真左側のようにある程度平らにしました。けれども写真が示すようにドッサリ土砂が溝をふさいでいます。大きなコンクリートの塊があるため、現在作業はストップ。
 溝に土砂がこれ以上入らないように、写真のように土手の上から落ちてきたコンクリート廃材をかぶせました。


◎左の土地(事故物件)を購入

 溝の左側の土地は、3アール(約1000坪)の面積があります。信頼できる土木業者に相見積もりを取ると、詰め込まれた土砂が全て「土」であるとして、7000万円の処分費用がかかるとのことです。コンクリート・鉄くず・ガラス・プラスチックごみは別料金です。
 そんなにお金がかかる土地なのに購入の話を進め、2019年12月、○○○万円で購入しました。
 「なんでそんなに高い値段で・・・」
と言われましたが、自宅の前に廃棄物が棄てられたことに今まで心を痛めていました。土地の所有者が売りたがっていることがわかり、2017年頃から交渉を始めました。


◎お掃除開始!!!

 3アール(約1000坪)の面積に詰め込まれた土砂・ごみを大っぴらに解決出来るようになりました。最終的に、パワーショベルを購入してトラックで運びます。他人に頼めば7000万円かかるのであれば、自分で20〜30年かけてでも解決します。
 パワーショベルを譲ってあげようという人。どこかに出てこないかな・・・・・・・・。