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生まれ
1948年(昭和23年)
ベビーブームの真っただ中
生活エリア
大阪 奈良 京都
趣味等
本を読む事、
音楽を聴く事
(クラシック,ジャズ,中島みゆき)、
山歩き、テニス、バイク、等
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“アンドロイド観音ロボット“
京都、高台寺にアンドロイド観音が安置されたとか、プロジェクトマッピングで映し出された映像の人たちと会話をし、さらに般若心経の話をすると言う。高台寺への参拝者はアンドロイド観音の講話を聞いて祈ることに…
昔から、人々は文楽人形などの芝居を見て感動してきた。アンドロイド観音は、それの延長と考えると、感動し、祈るという事も有りうるか…まあ、仏像の延長と考えると祈ることもあるのか…
例えば、自分ならアンドロイド観音を祈るのかと自問自答。単純にロボットと思えば祈らないだろうし…仏像だって拝まないこともある?!
人間の僧侶は、苦労して修行し、その経験、菩提心から話が人の心に響き、感動が生まれる、観音アンドロイドの話はどうか?言ってみればデーターの集積でしかない…その観音アンドロイド対して、感動し、泣き、祈るという事は、観音アンドロイドの話を聞き、その表情を見て、そこから人間自身が本来持っている想像力が触発されて起こるものだろうと考えられえる。
この観音アンドロイドは阪大の石黒教授のチームが作ったらしい、最初のアンドロイドオルタのモデルをアレンジしたと言う。目は半開きで、顔の表情はあまり無いよう、表情に曖昧さを残して作られている。それは人間とアンドロイドの違いから人間を再定義し、観音アンドロイドを制作していると思われる。
製作費は1億円、海外からの声では、賞賛は“カトリック教会も真似すべきだ”と、批判は“1億円もあれば僧侶に、人間に投資すべきだ”、また“日本文化は生身の人間と話すことに対する社会的な不安が非常に大きい唯一の文化だ”、“日常生活の様々な場面で、生身の人間と話すことを嫌う文化だ”と…
今や、お寺は金儲け!いや、昔からか!?衆人を集め賽銭が集まれば良いのかも?!人の話題に、マスコミ注目されたら勝ちなのかも…
仏像だけでなく、レーニンのアンドロイド、毛沢東のアンドロイド等も造られる可能性がある…マリリン・モンローのアンドロイドなら見に行きたいけど…
いずれにしても、アンドロイドと人間の心の問題は始まったばかりである。