有朋自遠方来 素浪人暇仁 (すろうにんひまじん)
profil
生まれ
1948年(昭和23年)
ベビーブームの真っただ中
生活エリア
大阪 奈良 京都
趣味等
本を読む事、
音楽を聴く事
(クラシック,ジャズ,中島みゆき)、
山歩き、テニス、バイク、等
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027 2021/02/28
リタイヤして3年、断捨離兼ねて家のガラクタの整理を始めたが、なかなか進まない。しばらく経つと、家の中を整理することを忘れている。図書館は借りた本の返却があるので2週間に一度、忘れずに行っているが…その図書館で目に止まった“70歳からの世界征服。
★ 中田孝 著(イスラム宗教研究者)―70歳からの世界征服― ★
・人は必ず死に、この宇宙の中には善悪も、意味も、目的も無い。
・これから老いていく人に、生きがいと言うお荷物を下ろす勧め。
・老人は早く死ぬ方が地球や自然のバランスにとって良い、のちの世代にとって良い。
・人類こそ地球の敵、バランスを壊す敵。
人が生きることは単にその人の自己満足にほかならない。老後の時間を、自分の欲望のために使うのではなく、世界貢献のために使うことをすすめる本。
さらに
自分のためではなく世界のために、残された時間を使うことが、心の平安につながる等々。
中田先生は、もう老人は長く生きなくてよい時代になった。むしろ、さっさと後世のために死んで行くべきだと。14世紀のペスト流行期に人口4億5000万人の内1億人が死んだと言われている。1918年から1919年のスペイン風邪流行では、当時20億人の人口のうち5億人が感染して数千万人が死んだと言われているが、その後の人口は増え続け76億に達しようとしている。仮に60歳以上が10億人いるとして、それがコロナで死んでも問題が無い、若い人だけになったら地球環境には良いと述べている。
納得する部分と何故?と思う所。題名の70歳からの世界征服って??
著者が言うように、地球環境に良いからと言っても、簡単には死ねない。第一、この宇宙の中には善悪も、意味も、目的も無いと言われても、そうかもしれないし、意味があるのかもしれない。誰も分からないのだから…そこの処の説明が無い、と言うか別にイスラム宗教について書いた本を読めと…イスラム教の世界観、神の話かな?
老人の死について
老いて自己の身体が思うようにならない状況になれば、さっさと死ぬ方を選ぶと思う。まあ、本音は、その時にならないと分からない?!寝たきりで人に迷惑をかけたくない思いは強いが…
安楽死は理想だが、この国では禁止…昔は、即身成仏と言う方法が有ったが苦しいだろうし、普通の人には出来そうもない。それに一人では出来ない、誰か補助する人がいなくては出来ない、現在では自殺ほう助になる。
さて、それではどうすれば、さっさと逝けるのだろうか?何かの本で読んだが、ぽっくりと死ねるは100人に数人とか…ピンピンコロリをPPKと言うらしい。反対にネンネンコロリ=NNKと言う言葉もある。PPKになるには、常日頃、規則正しい生活をしなければならないし運動もしないと駄目だと書いていた。PPKも努力が必要なのだ。
東京の中学校長が生徒に対して、明日は無い、生きていないかも分からない。だから、今を懸命に生きるよう教え、校則も生徒達に自由に作らせて、いじめの無い自由な中学校生活に注目されていた。
そう、明日は無いのかも…これは老人の事だ。でも、直ぐに忘れている…これも老人の事。
2000年代以降、「老衰死」の数が増えており、18年は第1位のがん、第2位の心疾患に続いて死亡原因の第3位に浮上した。老衰による死者は約11万人で、同年の死因の8%を占めている。
病院で手術ばかりの痛い目は嫌だ、できれば穏やかに、眠るように死にたいと願う人は多いだろう。 「老衰死」とはそのイメージに限りなく近く、年齢を重ねるにつれて心身の機能が衰えていき、終末期にはやせ細って元気がなくなり、やがて食べられなくなって迎える、自然死
体の機能が徐々に低下し、自然に枯れていくというような「老衰死」の場合、無理な延命治療を施さなければ、大半は苦しくないと医者たちは言っている。
そういう死に方が出来れば中田先生と少し違うが、老人の現実的な生き方=死に方かも知れない…
“ 老いること “
リタイヤして3年、断捨離兼ねて家のガラクタの整理を始めたが、なかなか進まない。しばらく経つと、家の中を整理することを忘れている。図書館は借りた本の返却があるので2週間に一度、忘れずに行っているが…その図書館で目に止まった“70歳からの世界征服。
★ 中田孝 著(イスラム宗教研究者)―70歳からの世界征服― ★
・人は必ず死に、この宇宙の中には善悪も、意味も、目的も無い。
・これから老いていく人に、生きがいと言うお荷物を下ろす勧め。
・老人は早く死ぬ方が地球や自然のバランスにとって良い、のちの世代にとって良い。
・人類こそ地球の敵、バランスを壊す敵。
人が生きることは単にその人の自己満足にほかならない。老後の時間を、自分の欲望のために使うのではなく、世界貢献のために使うことをすすめる本。
さらに
自分のためではなく世界のために、残された時間を使うことが、心の平安につながる等々。
中田先生は、もう老人は長く生きなくてよい時代になった。むしろ、さっさと後世のために死んで行くべきだと。14世紀のペスト流行期に人口4億5000万人の内1億人が死んだと言われている。1918年から1919年のスペイン風邪流行では、当時20億人の人口のうち5億人が感染して数千万人が死んだと言われているが、その後の人口は増え続け76億に達しようとしている。仮に60歳以上が10億人いるとして、それがコロナで死んでも問題が無い、若い人だけになったら地球環境には良いと述べている。
納得する部分と何故?と思う所。題名の70歳からの世界征服って??
著者が言うように、地球環境に良いからと言っても、簡単には死ねない。第一、この宇宙の中には善悪も、意味も、目的も無いと言われても、そうかもしれないし、意味があるのかもしれない。誰も分からないのだから…そこの処の説明が無い、と言うか別にイスラム宗教について書いた本を読めと…イスラム教の世界観、神の話かな?
老人の死について
老いて自己の身体が思うようにならない状況になれば、さっさと死ぬ方を選ぶと思う。まあ、本音は、その時にならないと分からない?!寝たきりで人に迷惑をかけたくない思いは強いが…
安楽死は理想だが、この国では禁止…昔は、即身成仏と言う方法が有ったが苦しいだろうし、普通の人には出来そうもない。それに一人では出来ない、誰か補助する人がいなくては出来ない、現在では自殺ほう助になる。
さて、それではどうすれば、さっさと逝けるのだろうか?何かの本で読んだが、ぽっくりと死ねるは100人に数人とか…ピンピンコロリをPPKと言うらしい。反対にネンネンコロリ=NNKと言う言葉もある。PPKになるには、常日頃、規則正しい生活をしなければならないし運動もしないと駄目だと書いていた。PPKも努力が必要なのだ。
東京の中学校長が生徒に対して、明日は無い、生きていないかも分からない。だから、今を懸命に生きるよう教え、校則も生徒達に自由に作らせて、いじめの無い自由な中学校生活に注目されていた。
そう、明日は無いのかも…これは老人の事だ。でも、直ぐに忘れている…これも老人の事。
2000年代以降、「老衰死」の数が増えており、18年は第1位のがん、第2位の心疾患に続いて死亡原因の第3位に浮上した。老衰による死者は約11万人で、同年の死因の8%を占めている。
病院で手術ばかりの痛い目は嫌だ、できれば穏やかに、眠るように死にたいと願う人は多いだろう。 「老衰死」とはそのイメージに限りなく近く、年齢を重ねるにつれて心身の機能が衰えていき、終末期にはやせ細って元気がなくなり、やがて食べられなくなって迎える、自然死
体の機能が徐々に低下し、自然に枯れていくというような「老衰死」の場合、無理な延命治療を施さなければ、大半は苦しくないと医者たちは言っている。
そういう死に方が出来れば中田先生と少し違うが、老人の現実的な生き方=死に方かも知れない…