有朋自遠方来 放浪楽人(さすらひのがくと)
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人生は旅。
知らない街を歩いてみたい
知らない海をながめていたい
どこか遠くへ行きたい
遠い街遠い海
夢はるか一人旅。
けれど、
遠くへ行かなくても旅はできます。
たとえば、
近所を散歩して知人に出会い
雑談するのも旅。
誰かに読んでもらいたくて、
こうやって文を綴るのも
私にとっては旅。
さて、どこまで放浪できるか ……
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№051 2021年1月24日
映画「ひだるか」2
第49話の原稿を「あの人」に事前に読んでもらうため、メールで送った。返事が返ってくるまで(北の国からの純くんではないが)「ドキドキしていた!」まるで合格発表を待つ受験生のような心境だった。およそ10分後メールで返信があった。
「ありがとうございます。この映画作りに参加した皆さんに読んで貰いたいです(^o^)」
改めて、映画「ひだるか」のあらすじを紹介
原 陽子・34歳(岡本美沙)、福岡中央テレビ(HCT)の売れっ子ニュースキャスターだが、今、職業上の大きな曲がり角に立っている。経営難に直面したHCTの企業合理化や、キー局のBSデジタル放送や地上波のデジタル化という地方局の根幹を揺るがす事態にも直面していたのである。
陽子は、職場の上司で恋人森嶋純一・43歳(四方堂亘)に、キャスター専任を働きかけ
るが、森嶋の反応は鈍い。陽子の良き相談相手であり、局内で唯一心を許している深町誠・
28歳(小田壮史)は、社会部の放送記者。正義感が強くてHCT労働組合の書記長を勤めて
いる。
ある夜。陽子は、深町と共に中洲の行きつけのバー『ぼっけもん』(ママ役 沢田亜矢子)
に出かけ、一人の若い女性と出会う。数日前から勤め始めた塚本詩織・26歳(内田宏美)。福
岡を拠点に活動する劇団の看板女優の詩織と陽子は初対面だが惹かれ合う。陽子は、詩織が大
牟田市の出身だと聞いて、さらに親近感を覚える。大阪で生まれ育った陽子だが、父親の謙作も大牟田出身だったからである。
福岡中央テレビ(HCT)に激震が走る。臨時組合大会で、深町は衝撃的な事態を報告する。
ドイツの巨大メディア企業・グゥッテン社がHCTに資本参加して、東南アジア向けの衛星放送局に改編しようというのである。
陽子は、母親貴代子・62歳(星由里子)から、父親謙作・64歳(入川保則)が肺ガンで余命三ヵ月という知らせを受ける。ショックを受けた陽子の脳裏に浮かび上がる父・謙作との相克。
陽子は、詩織と再会。詩織が、『ぼっけもん』を辞めたのは、全国的な女優をめざして上京するための資金稼ぎだという。そんな詩織が、奇妙な質問をした。
詩織「『ひだるか』って言葉知ってますか?」
陽子「スペイン語?」
詩織「大牟田の方言で、ひもじくてダルイ。おなかは空いてるんだけど、ダルくて動く気力が湧かないって意味なんですけど…。私、博多にいたら、ずーっと『ひだるか』のままかなって…」
陽子「わかるな、その気持ち。私も今、何だか『ひだるか』状態。私も詩織ちゃんに負けないように頑張らなくっちゃ」
やがて陽子は、深町とともに「三井三池争議」をテーマにした番組を企画し、制作にかかる。はたして、陽子の思いは届けられたのか?また、陽子はどう生きると決めたのか?
今は亡き3人の名優
主人公原陽子の父親・謙作を演じた、入川保則。神戸出身で、若い頃は「きれいな関西弁がしゃべれる正統派二枚目」という当時では貴重な存在だった。中年になってからは、テレビの時代劇の悪役、刑事ドラマでの犯人役が多かった。1984年から5年間関西ローカルのドラマ「部長刑事」(朝日放送)で主役の六条部長刑事を演じたことが印象深い。
2011年没 72歳
主人公原陽子の母親・貴代子を演じた、星由里子。1961年から始まった加山雄三主演の「若大将シリーズ」でのヒロイン澄子(すみこ)役は、彼女の生涯の当たり役で、青大将・田中邦衛に横恋慕されて困った表情をする演技がとても可愛らしかった。
先日、彼女が出演した怪獣映画「モスラ対ゴジラ」(当時21歳)を観た。当時映画界に多く存在したまさに「清く正しく美しい」健全なお嬢さま女優だ。その美貌に圧倒された。(左の写真はモスラ対ゴジラより)
高校では吉永小百合の1つ先輩になるらしい。
2018年没 74歳
塚本詩織の祖父・三吉を演じた、佐藤 允(まこと)。日本人離れしたアクの強い風貌ゆえに、東宝に入社間もない頃は凶悪犯やチンピラなどの悪役での出演が続いた。硬派のイメージが強いが、サントリービールのCMではいつも満面の笑顔を見せていた。また1988年の田原俊彦主演ドラマ「教師びんびん物語」では小学校の校長を演じた。セリフはほとんど「うーんむずかしい!」だけだったが、彼には珍しいコミカルな演技を見せてくれた。
2012年没 78歳
心弾むタンゴの調べ
この映画に使われた音楽はどれも素晴らしい。特に、原陽子が何か決意し行動する時に流れる「タンゴ」が実に心地良い。北川景子主演のドラマ「家売るオンナ」で、主人公の三軒家万智(さんげんや まち)が何か決意し行動する時にも「タンゴ」が流れるが、こちらはコミカルで少し大げさ感がある。
それに対し「ひだるか」の「タンゴ」は自然で美しい、心弾む旋律とリズムだ。
この映画の音楽監督はというと、何と主演の岡本美沙だ。彼女は本来ピアニストで作曲家。だから、主演女優が映画音楽をつくったのではなく、音楽監督が主役を演じたのである。岡本美沙、天は彼女に何物を与えたのであろうか?
あえてタブーに挑戦した勇気を称えたい
1つ目のタブー 三池闘争(三井三池争議)
三池闘争は、地元福岡県大牟田市では評価が二分されているらしい。「素晴らしい労働運動の成果だ」との声がある反面「忘れたい負の遺産だ」との声もある。60年安保と連動した政治的なイデオロギーが感じられるせいだろうか。昨年は60周年だったが、マスコミではあまりとり上げられなかった。「ひだるか」監督の港健二郎は、労働者の立場を尊重した映画を撮ったと思われる。
2つ目のタブー 労働組合
かつて政治的なスキャンダルや人権無視・戦争への道に繋がる事象に対し「社会正義」を掲げ、時の権力と対峙し国民の支持を集めた労働組合。だが今の不甲斐なさはどうしたものだろう。(もちろん真面目に活動している労働組合もある)多くの国民の支持を失いつつある労働組合を、映画では肯定的に描いている。
3つ目のタブー テレビ局の内幕
1950年代60年代、娯楽の王様は映画だった。当時映画界はテレビを「電気紙芝居」などと揶揄し見下していた。それが現在、すっかり立場は逆転した。テレビ局が制作するか、もしくはスポンサーにつくのは当たり前で、テレビ局の協力無しでの映画づくりは資金的にも興行的にも困難だ。だからテレビ局の内幕を暴露するような内容の映画化は本来無理だった。
「ひだるか」にはテレビ局のスポンサーはついていない。だからテレビ局に現実に起こった、あるいは起こりそうなことをモチーフに映画をつくることが出来たのだろう。
レビュー 読者からの批評・感想
かつての大きな社会問題をいつものように納得いくまで深く学ばれ、現在の今考えねばならないことに「人生の岐路」として問題提起されること凄いですね。私のような年寄りには恥ずかしながら難しいです。
自分自身の人生の岐路は体験もしましたが、私達のような普通の人間は、社会の変化等々は波に流されながら、昔は良かったと思いながら日々を過ごすのでしょうね。でも何もできなくても考える事は忘れないようにしようと思います。(ヤマトナデシコさん 70才代女性)
深い深い問題提起をありがとうございました。
労働組合と会社の壮絶な闘争、想像以上のもの凄い事だったのですね…去年は60年の節目の年でしたか。
ひだるかな心、たくさんの方々が今の八方塞がりの状況で感じておられますね。コロナ禍と言われ追い詰められている方々もたくさん…
私など小さな問題とは言え、バイオリンの生徒さんもコロナで来れない方々も多く、状況悪化で3月の発表会が出来るのか、5月のチャペルコンサートが出来るのか。
世界の方々がひだるかな心から前を向いて、コロナに負けず自粛を頑張って、感染者を減らすことが出来ますように。 (村田隆子さん バイオリンプロ演奏家)
「ひだるか」何の事か解らなかったけど、読んで解りました。
まず、60年前の三池闘争の事実を知ろうと思って行動することに敬意を表します。
1959年、私が13才の頃です。中学生でしたからあった事は覚えていますが、裏での事は今知りました。
けど、放浪楽人さんの最近のブログは難しくて、あーそうだったんだって思うだけで、感想を書くのが難しいです。 (みーちゃん さん 70才代女性)
またまた難しいテーマ!炭坑節は先生に教えてもらったことがあります。やっぱり難しかったです。 (北の成人さん 60才代男性)
「ひだるか」という言葉を初めて耳にしました。この不思議な言葉に誘われて読み進めていくと、重要な事件を題材とした内容にはっとさせられました。移りゆく社会情勢。栄枯盛衰は世の習いとはいえ、巻き込まれてゆく人生はどんなに苦労のあった事かと想像に難くありません。
奇しくも今はコロナ禍。数えきれないほどの変化がこの一年でした。ステイホームもそのひとつです。せっかく家に居る時間が長くなったのですから家族との時間を大切に。お家時間に出来ることを積極的に取り組み過ごしたいものです。
「ひだるか」の映画見てみたいと思います。
(おけいちゃん 60才代女性)
おけいちゃんは私のマリンバ仲間で、共に11年やってきました。良い飲み友達でもあります。ピュアが人格を持ったような素敵な人です。
私とそんなに年齢が変わらないのに、放浪楽人さんの人生観の深いことに驚きと嫉妬です!
人は誰でも「ひだるかな心」を持っている。人間とは弱いものだ。「人生の岐路」は誰にでもいつか訪れるのだ。その時どうすればよいのか。
私もこんな文章を書いてみたい! (中年ジェットさん 50才代男性)
拝読しました。自身の言葉で書かれた感動ものになってますね、私もこれくらい描きたい! (近藤雄二さん 天理大学教授)
近藤先生とは「三池闘争」を学ぶなかで親しくさせていただきました。このブログを毎回ご覧いただき、その都度ご感想を寄せてくださいます。物腰柔らかで実に気さくな方です。
さて、昨年の12月5日、私はとんでもない「あの人」と出会うことになる。これは果たして運命的な出会いなのだろうか?
映画「ひだるか」2
~思いつくまま別の視点から眺めると~
第49話の原稿を「あの人」に事前に読んでもらうため、メールで送った。返事が返ってくるまで(北の国からの純くんではないが)「ドキドキしていた!」まるで合格発表を待つ受験生のような心境だった。およそ10分後メールで返信があった。
「ありがとうございます。この映画作りに参加した皆さんに読んで貰いたいです(^o^)」
改めて、映画「ひだるか」のあらすじを紹介
原 陽子・34歳(岡本美沙)、福岡中央テレビ(HCT)の売れっ子ニュースキャスターだが、今、職業上の大きな曲がり角に立っている。経営難に直面したHCTの企業合理化や、キー局のBSデジタル放送や地上波のデジタル化という地方局の根幹を揺るがす事態にも直面していたのである。
陽子は、職場の上司で恋人森嶋純一・43歳(四方堂亘)に、キャスター専任を働きかけ
るが、森嶋の反応は鈍い。陽子の良き相談相手であり、局内で唯一心を許している深町誠・
28歳(小田壮史)は、社会部の放送記者。正義感が強くてHCT労働組合の書記長を勤めて
いる。
ある夜。陽子は、深町と共に中洲の行きつけのバー『ぼっけもん』(ママ役 沢田亜矢子)
に出かけ、一人の若い女性と出会う。数日前から勤め始めた塚本詩織・26歳(内田宏美)。福
岡を拠点に活動する劇団の看板女優の詩織と陽子は初対面だが惹かれ合う。陽子は、詩織が大
牟田市の出身だと聞いて、さらに親近感を覚える。大阪で生まれ育った陽子だが、父親の謙作も大牟田出身だったからである。
福岡中央テレビ(HCT)に激震が走る。臨時組合大会で、深町は衝撃的な事態を報告する。
ドイツの巨大メディア企業・グゥッテン社がHCTに資本参加して、東南アジア向けの衛星放送局に改編しようというのである。
陽子は、母親貴代子・62歳(星由里子)から、父親謙作・64歳(入川保則)が肺ガンで余命三ヵ月という知らせを受ける。ショックを受けた陽子の脳裏に浮かび上がる父・謙作との相克。
陽子は、詩織と再会。詩織が、『ぼっけもん』を辞めたのは、全国的な女優をめざして上京するための資金稼ぎだという。そんな詩織が、奇妙な質問をした。
詩織「『ひだるか』って言葉知ってますか?」
陽子「スペイン語?」
詩織「大牟田の方言で、ひもじくてダルイ。おなかは空いてるんだけど、ダルくて動く気力が湧かないって意味なんですけど…。私、博多にいたら、ずーっと『ひだるか』のままかなって…」
陽子「わかるな、その気持ち。私も今、何だか『ひだるか』状態。私も詩織ちゃんに負けないように頑張らなくっちゃ」
やがて陽子は、深町とともに「三井三池争議」をテーマにした番組を企画し、制作にかかる。はたして、陽子の思いは届けられたのか?また、陽子はどう生きると決めたのか?
今は亡き3人の名優
主人公原陽子の父親・謙作を演じた、入川保則。神戸出身で、若い頃は「きれいな関西弁がしゃべれる正統派二枚目」という当時では貴重な存在だった。中年になってからは、テレビの時代劇の悪役、刑事ドラマでの犯人役が多かった。1984年から5年間関西ローカルのドラマ「部長刑事」(朝日放送)で主役の六条部長刑事を演じたことが印象深い。
2011年没 72歳
主人公原陽子の母親・貴代子を演じた、星由里子。1961年から始まった加山雄三主演の「若大将シリーズ」でのヒロイン澄子(すみこ)役は、彼女の生涯の当たり役で、青大将・田中邦衛に横恋慕されて困った表情をする演技がとても可愛らしかった。
先日、彼女が出演した怪獣映画「モスラ対ゴジラ」(当時21歳)を観た。当時映画界に多く存在したまさに「清く正しく美しい」健全なお嬢さま女優だ。その美貌に圧倒された。(左の写真はモスラ対ゴジラより)
高校では吉永小百合の1つ先輩になるらしい。
2018年没 74歳
塚本詩織の祖父・三吉を演じた、佐藤 允(まこと)。日本人離れしたアクの強い風貌ゆえに、東宝に入社間もない頃は凶悪犯やチンピラなどの悪役での出演が続いた。硬派のイメージが強いが、サントリービールのCMではいつも満面の笑顔を見せていた。また1988年の田原俊彦主演ドラマ「教師びんびん物語」では小学校の校長を演じた。セリフはほとんど「うーんむずかしい!」だけだったが、彼には珍しいコミカルな演技を見せてくれた。
2012年没 78歳
心弾むタンゴの調べ
この映画に使われた音楽はどれも素晴らしい。特に、原陽子が何か決意し行動する時に流れる「タンゴ」が実に心地良い。北川景子主演のドラマ「家売るオンナ」で、主人公の三軒家万智(さんげんや まち)が何か決意し行動する時にも「タンゴ」が流れるが、こちらはコミカルで少し大げさ感がある。
それに対し「ひだるか」の「タンゴ」は自然で美しい、心弾む旋律とリズムだ。
この映画の音楽監督はというと、何と主演の岡本美沙だ。彼女は本来ピアニストで作曲家。だから、主演女優が映画音楽をつくったのではなく、音楽監督が主役を演じたのである。岡本美沙、天は彼女に何物を与えたのであろうか?
あえてタブーに挑戦した勇気を称えたい
1つ目のタブー 三池闘争(三井三池争議)
三池闘争は、地元福岡県大牟田市では評価が二分されているらしい。「素晴らしい労働運動の成果だ」との声がある反面「忘れたい負の遺産だ」との声もある。60年安保と連動した政治的なイデオロギーが感じられるせいだろうか。昨年は60周年だったが、マスコミではあまりとり上げられなかった。「ひだるか」監督の港健二郎は、労働者の立場を尊重した映画を撮ったと思われる。
2つ目のタブー 労働組合
かつて政治的なスキャンダルや人権無視・戦争への道に繋がる事象に対し「社会正義」を掲げ、時の権力と対峙し国民の支持を集めた労働組合。だが今の不甲斐なさはどうしたものだろう。(もちろん真面目に活動している労働組合もある)多くの国民の支持を失いつつある労働組合を、映画では肯定的に描いている。
3つ目のタブー テレビ局の内幕
1950年代60年代、娯楽の王様は映画だった。当時映画界はテレビを「電気紙芝居」などと揶揄し見下していた。それが現在、すっかり立場は逆転した。テレビ局が制作するか、もしくはスポンサーにつくのは当たり前で、テレビ局の協力無しでの映画づくりは資金的にも興行的にも困難だ。だからテレビ局の内幕を暴露するような内容の映画化は本来無理だった。
「ひだるか」にはテレビ局のスポンサーはついていない。だからテレビ局に現実に起こった、あるいは起こりそうなことをモチーフに映画をつくることが出来たのだろう。
レビュー 読者からの批評・感想
かつての大きな社会問題をいつものように納得いくまで深く学ばれ、現在の今考えねばならないことに「人生の岐路」として問題提起されること凄いですね。私のような年寄りには恥ずかしながら難しいです。
自分自身の人生の岐路は体験もしましたが、私達のような普通の人間は、社会の変化等々は波に流されながら、昔は良かったと思いながら日々を過ごすのでしょうね。でも何もできなくても考える事は忘れないようにしようと思います。(ヤマトナデシコさん 70才代女性)
深い深い問題提起をありがとうございました。
労働組合と会社の壮絶な闘争、想像以上のもの凄い事だったのですね…去年は60年の節目の年でしたか。
ひだるかな心、たくさんの方々が今の八方塞がりの状況で感じておられますね。コロナ禍と言われ追い詰められている方々もたくさん…
私など小さな問題とは言え、バイオリンの生徒さんもコロナで来れない方々も多く、状況悪化で3月の発表会が出来るのか、5月のチャペルコンサートが出来るのか。
世界の方々がひだるかな心から前を向いて、コロナに負けず自粛を頑張って、感染者を減らすことが出来ますように。 (村田隆子さん バイオリンプロ演奏家)
「ひだるか」何の事か解らなかったけど、読んで解りました。
まず、60年前の三池闘争の事実を知ろうと思って行動することに敬意を表します。
1959年、私が13才の頃です。中学生でしたからあった事は覚えていますが、裏での事は今知りました。
けど、放浪楽人さんの最近のブログは難しくて、あーそうだったんだって思うだけで、感想を書くのが難しいです。 (みーちゃん さん 70才代女性)
またまた難しいテーマ!炭坑節は先生に教えてもらったことがあります。やっぱり難しかったです。 (北の成人さん 60才代男性)
「ひだるか」という言葉を初めて耳にしました。この不思議な言葉に誘われて読み進めていくと、重要な事件を題材とした内容にはっとさせられました。移りゆく社会情勢。栄枯盛衰は世の習いとはいえ、巻き込まれてゆく人生はどんなに苦労のあった事かと想像に難くありません。
奇しくも今はコロナ禍。数えきれないほどの変化がこの一年でした。ステイホームもそのひとつです。せっかく家に居る時間が長くなったのですから家族との時間を大切に。お家時間に出来ることを積極的に取り組み過ごしたいものです。
「ひだるか」の映画見てみたいと思います。
(おけいちゃん 60才代女性)
おけいちゃんは私のマリンバ仲間で、共に11年やってきました。良い飲み友達でもあります。ピュアが人格を持ったような素敵な人です。
私とそんなに年齢が変わらないのに、放浪楽人さんの人生観の深いことに驚きと嫉妬です!
人は誰でも「ひだるかな心」を持っている。人間とは弱いものだ。「人生の岐路」は誰にでもいつか訪れるのだ。その時どうすればよいのか。
私もこんな文章を書いてみたい! (中年ジェットさん 50才代男性)
拝読しました。自身の言葉で書かれた感動ものになってますね、私もこれくらい描きたい! (近藤雄二さん 天理大学教授)
近藤先生とは「三池闘争」を学ぶなかで親しくさせていただきました。このブログを毎回ご覧いただき、その都度ご感想を寄せてくださいます。物腰柔らかで実に気さくな方です。
さて、昨年の12月5日、私はとんでもない「あの人」と出会うことになる。これは果たして運命的な出会いなのだろうか?